原監督が描く打線「勇人は7番にということもある そうなれば厚みが出る」

[ 2012年2月8日 08:43 ]

巨人・原監督(右)と練習を見守る吉村氏

 巨人の原辰徳監督(53)に昨年まで打撃コーチとして同監督をサポートした吉村禎章氏(48)が直撃した。3位に終わった昨季は主力選手に故障が相次ぎ、思い通りのオーダーを組むことはできなかった。大型補強で3年ぶりのV奪回を目指すシーズン。指揮官の描く青写真とは――。

 吉村 キャンプ第1クールが終了しましたが、選手の動きを見てどういう印象でしょうか。

 原 今年は2011年とはメンバーが変わった。それぞれが特徴のある、個性、技術を持った選手がそろったなと思いますね。何より投手で杉内、野手で言うなら村田。あの2人が入ったことで技術論あるいはメンタル面で、刺激になっているというのはありますね。

 吉村 昨年と比べて、特に若い選手が大人になった。(坂本)勇人も長野も藤村も、今までメニューを淡々とこなしていたのが、課題を持って、それに対して意志の強さというか、こうやってやるんだというものがある。

 原 勇人、長野、これはうちの主力。藤村はまだ若手で、今年が大事。いい成績を残すべくして残せるのか勝負の年。野手で言うなら勇人、長野、あとは村田、阿部。この4本が枢軸となって、そこに若手で藤村、あるいは大田。それとベテランのガッツ(小笠原)、(高橋)由伸、谷、このあたりがどう加わるか。中堅では亀井が割って入らないといかんよね。

 吉村 オーダーは何番を軸になど具体的なプランはありますか。

 原 さっき4人言ったけど、その4人が1、3、4、5番に座ってもらいたい。しかし、そこに、外国人だったり、あるいは小笠原らのベテランが入ったりすると層が厚くなる。3番に誰かが入れば、長野を1番にしようとか。その場合には、じゃあ勇人は7番にということもある。そうなれば7番、8番に厚みが出る。

 吉村 ある程度、しっかりとしたメンバーで戦えるということでしょうか。

 原 去年のバッティングコーチは大変だったかもしれないね(笑い)。なんたって毎試合、先発メンバーをどうするんだい、っていう話の中で144試合で100通りを超えるオーダーでね。胃に穴が開くどころじゃなかったもんな。その意味では非常にバリエーション、少し安定した状態でオーダーを組める。

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