計算できる巨人の先発4人 原監督「だからこそ宮国が使えるチャンス」

[ 2012年2月8日 08:48 ]

巨人・原監督(右)と練習を見守る吉村氏

 【原監督インタビュー3】巨人の原辰徳監督(53)に昨年まで打撃コーチとして同監督をサポートした吉村禎章氏(48)が直撃した。

 吉村 中心選手に割って入ってほしい選手は誰になりますか。特に期待する野手、投手は。

 原 ヨシだからあえて言うけど、大田、それに宮国。この若い力は先輩、あるいはレギュラークラスがカバーをしてくれるときに出てきてほしい。例えば勇人や内海が出たときのように。“いいよ俺たちについてこい。守ってやる”って他の選手たちが、勇人たちを育てたわけだから。今年もそういう環境にあると思う。これはヨシだけに言うよ。オフの間はいろいろ名前を出したけど(キャンプイン後は)一切、名前を出してない。横一線、実力至上主義だと。でも本音の部分、このチームに何を求めるかといえば、本物のジャイアンツの力になる人が出てきてほしい。

 吉村 投手は先発6人は内海、杉内、沢村、ホールトンまでは計算できる状況ですね。

 原 だからこそ6番目かそれに続くというくらいの考えで宮国が使えるチャンス。しかしヨシ、去年のチームだったら誰を先発にしようかって状況だったでしょ。だから軸という選手が、どれだけチームにいるかというのがとても大事。マイナス要素があったときに、若い選手とか力のない選手が萎縮してしまうよね。

 吉村 昨年まで一緒に戦った仲で、こういうふうに聞くのは失礼かもしれませんが、これだけのメンバーが集まると、独走して当たり前じゃないかというような話を私もよく聞きます。監督はどうお考えですか。

 原 去年と何が変わったかっていうと野手は1人だけ、村田だけなんだよ。だから、1人の軸が入ることによっていかにチームの厚みを増すかということ。投手も杉内が入ったことによってこれだけ違う。自立、安定した戦力が入ることがいかに大事か、ヨシも感じると思う。ホールトンに関しては助っ人的な1人と考えている。外国人選手をプラスアルファ的に受け入れているチームは強い。ボウカーにしてもマシソンにしても実績がある。これがプラスに変われば大変な力になる。でも、軸はやはり外国人枠に頼らずつくるのが大事だと思う。

 吉村 まだ始まったばかりですが残りの今後のキャンプでの監督の意気込みは。

 原 チームを固めるにあたって、しっかりと一人一人の技術や、コンディションに目を光らせて見ておかないといけない。ファンの方々も楽しみにしていると思いますしね。

 吉村 ありがとうございました。

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