捕手復帰へ厳しい道のり 城島 打撃は好調「けがだけは絶対にできない」

[ 2012年2月8日 11:02 ]

 「本来のポジションではないが、ベストを尽くす」。阪神の城島はシーズンでマスクをかぶるめどが立っていないのが現状だ。

 和田監督が「(捕手復帰は)いつになるか分からない」と白紙を強調するなど、その前途は厳しい。

 2度の手術を受けた左膝と昨季痛めた右肘は万全には程遠い。膝は長時間しゃがめる状態ではなく、肘は一塁守備の送球でさえ「しっかりステップを踏んで投げたい。肩、肘に優しく」と細心の注意を払うほどだ。「けがだけはもう絶対にできない」と強い口調に危機感をにじませた。

 昨季は38試合の出場に終わった。「野球はテレビで見るものじゃない」と言うように、試合に出るためにはなりふり構っていられない。フリー打撃で鋭い打球を飛ばし、持ち前の打棒には故障の影響を感じさせないだけに、ブラゼルが控える一塁守備での適応に必死だ。

 上本や平野ら内野陣に捕球姿勢で、コーチには連係プレーで助言を求める。捕手とは違った角度から打球を見ようと外野の守備にも就いた。慣れない動きの連続に「体のどこが張っているのかも分からないよ」と苦しさを紛らわすように笑った。

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