東野が変わった!“脱力”新フォームで安定感

[ 2012年2月8日 06:00 ]

両手を腰の高さで止める東野の新フォーム

 杉内、ホールトンの加入で厚みを増した先発投手陣の中では、ローテーションの座すら安泰ではない。危機感の中で昨季の開幕投手である巨人・東野が、フリー打撃に初登板。今キャンプから取り入れる新フォームを武器に、阿部、実松を相手に45球投げ安打性の当たりをわずか3本に封じ込めた。

 「いい感じだと思います。阿部さんからはタイミングが取りづらいと言われました」。

 充実の内容にうなずいた。キャンプ2度目のブルペンとなった3日にフォームを改造。投球に入り左足を上げた際、顔の高さまで両手を上げていたのを、腰の高さでとどめる。「ヘソぐらいにグラブがあると余分な力が抜ける感じがする。このフォームなら力まない」。重心が低くなり脱力状態からリリース時に力を一点集中しやすく、球筋も制球力もグッと安定感を増した。

 昨季は開幕投手を務めながら一時中継ぎに転換されるなど、8勝11敗2セーブ、防御率3・47に終わった。復活を期しオフは石垣島、ロサンゼルス、グアムと飛び回り、ほぼ無休で自主トレ。ロサンゼルスでは大リーガーも利用する施設で体幹を鍛えた。練習を撮影し反復できるように持ち帰り。強化された体幹が新フォームに生きている。

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