好判断キラリ!赤松が逆転への“足”がかり

[ 2011年8月19日 06:00 ]

<神・広>8回1死二塁、嶋の遊ゴロの間に二塁走者・赤松が生還する

セ・リーグ 広島5―4阪神

(8月18日 京セラD)
 広島は、バーデンの代走・赤松が自慢の俊足を生かし、逆転への足がかりをつくった。1点を追う8回1死で二盗に成功。「スタートを切る勇気だけ。走ってしまえば勝負できるので」

 嶋の遊ゴロで三塁へ走ったことには自ら「あれは暴走」と振り返ったが、これが鳥谷の悪送球を誘う。三塁へのスライディングには瞬時の好判断もあった。「新井さんのグラブをめがけて走った。いつもは左足でスライディングするけど、右足で滑った。そうすると右肩が浮くので」。その思惑通り、右肩をかすめた送球はファウルゾーンを転々。一気に同点のホームを駆け抜けた。

 ▼広島・石原(8回1死二塁で決勝二塁打)高めを意識して初球からいこうと決めていた。いいムード、いい流れで来ている。

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2011年8月19日のニュース