雄星 次戦は盛岡凱旋…東北に勇気を、天国の友人に白星を

[ 2011年8月19日 08:45 ]

パ・リーグ 西武6―1楽天

(8月18日 西武D)
 18日の楽天戦に先発し、6安打1失点でプロ初完投勝利を挙げた西武の菊池雄星投手(20)。この日の勝利で、地元での凱旋登板の権利をつかんだ。

 次週は5試合のため、ローテーションの都合で19日に出場選手登録を外れるが、次回登板は31日に盛岡で行われる楽天戦が濃厚だ。生まれ故郷で行われる今年唯一の公式戦に特別な思いで臨む。東日本大震災で被災した東北を勇気づける、またとないチャンス。また、7月7日には花巻東時代のチームメートだった佐藤涼平さん(享年20)が自らの命を絶った。天国の友人にも地元で投げる雄姿を届けたい。

 舞台となるのは、岩手県営野球場。2年前に甲子園出場を決めた思い出の地で、自身をプロの世界に引き入れてくれた場所でもある。06年4月21日。当時・西武の松坂(現レッドソックス)が先発した楽天戦をスタンドから観戦した。「初めてプロの試合を見たのがその試合です」。155キロを8度も計測し、7回で11三振を奪うエースに魅せられた。入団直後には「球界を代表する投手になりたい」と言った。西武の偉大な先輩の後を追うことが、菊池の永遠の目標にもなっている。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年8月19日のニュース