山崎 史上17人目400号「思い残すことない」

[ 2011年8月19日 06:00 ]

<西・楽>9回、山崎が通算400号本塁打を放つ

パ・リーグ 楽天1―6西武

(8月18日 西武D)
 節目の本塁打も楽天・山崎らしい美しい放物線だった。9回1死。2球続いたスライダーを左翼席へ。史上17人目の400本塁打を達成した。菊池のプロ初完封を阻止する一発に「年齢も半分で甲子園を沸かせた投手。一生思い出に残るね」。4月24日日本ハム戦(ほっと神戸)では斎藤からも本塁打しており「佑ちゃん、雄星から打って思い残すことはない」と笑った。

 プロ25年間の経験が凝縮されていた。第2、3打席はスライダーでタイミングを外されて凡退。第4打席の初球もスライダーを見逃した。「スライダーに合ってなかったから選択するだろうと」。中日時代にドラフト2位で山崎を指名した星野監督も「長い歴史で17人しかいないんだから、たいしたもの」と称えた。

 本来はもっと早く到達するはずだった。6月11日の中日戦(Kスタ宮城)で右手薬指を剥離骨折。7月19日の日本ハム戦(東京ドーム)で戦列復帰したが、ブランクの影響を実感した。球宴後は「体の切れを出したい」と大好きなコーラと脂ものを控え、約1カ月で7キロの減量に成功した。

 「波瀾(はらん)万丈な人生。25年もかかっちゃったな」と振り返ったが、あくまでも通過点。「目標は大きく田淵さんの474本。ミスターの444本もあるし、そうそうたるメンバーを1人でも抜けたら。まずは目の前の小久保だな」。早くも次の目標を見据えている。

 ▼楽天・田淵ヘッドコーチ(山崎の400本塁打について)完璧だったね。400号はたいしたもの。(自身の474本塁打に)早く追いついてほしい。

 ≪史上3人目にも王手≫山崎(楽)が18日の西武14回戦(西武ドーム)で9回菊池から今季9号を放ち通算400本塁打を達成した。プロ野球17人目。初本塁打は中日時代の91年5月9日大洋戦で田辺から。42歳9カ月での到達は金本(神)の40歳1カ月を上回る最年長記録。通算2075試合目での達成は衣笠(広)の2129試合目に次ぐ遅い記録になった。なお山崎は11月に43歳を迎えるが、43歳シーズンで2桁本塁打は91年門田(ダイエー=18本)、96年落合(巨=21本)がいるだけ。山崎は史上3人目の記録に王手をかけた。

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