菅野ホッ!BIG3好リレーで日本“意地の1勝”

[ 2011年7月10日 06:00 ]

<日本・米国>試合後、記念写真に納まる(左から)藤岡、菅野、野村

日米大学野球選手権第5戦 日本6―2米国

(7月8日 オマハ)
 第38回日米大学野球選手権は8日(日本時間9日)、降雨サスペンデッドゲームとなっていた第4戦と最終第5戦の変則ダブルヘッダーが行われ、大学日本代表は第5戦で今大会初勝利を挙げた。今秋ドラフト注目右腕の菅野智之投手(東海大4年)は、第5戦の8回から2イニングを投げて2安打4奪三振1失点の力投。大学生として日の丸を背負っての最後の試合で、有終の美を飾った。

 最終戦を終え、敵味方一緒になっての記念撮影の中心で菅野ははつらつとした笑みを浮かべた。エースとして5戦中3戦に投げ、最後にチーム一丸で勝利をつかんだ。

 「ホッとしたというか、何とか1勝して帰りたかった。2試合で失点が3。最後に投手陣の力を見せられたと思う」。8回に6番手として登板。先頭打者を3球で空振り三振に仕留めると四球を挟んで1、2番も空振り三振に斬った。このイニングの16球は、全て最速150キロを計測した直球。大会前までは「自信がなかった」というが、5日の第3戦で手応えをつかんでからは前面に押し出した。「感覚は良くなった。一回り大きくなって日本に帰れる」。一方で、9回には先頭打者にその直球を左翼席に運ばれた。外角高めへの失投に「手が伸びて飛ぶところ。気を付けなければいけなかった」と振り返った。

 球場正面に「ザ・ロード・トゥ・オマハ」との銅像が飾られている米大学野球の聖地。球場こそ違うが、34年前の第6回大会では、おじの原辰徳(現巨人監督)も戦った。「縁を感じる部分はある。今大会は違った世界を経験できた。自分の野球人生にとってプラスになった」。大きく成長した右腕の視界は、次のステージを見据えている。

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