震災で死去、4カ月遅れの通夜…小山、祖父にささぐ3安打

[ 2011年7月10日 06:00 ]

<中・横>8回、小山は左前に3本目のヒットを放つ

セ・リーグ 中日9―4横浜

(7月9日 ナゴヤD)
 悲しみを胸にしまい打席に立った。4回、2点差を追いつきなお2死一塁。途中出場の小山が、右中間へ勝ち越しの適時二塁打を放った。5回にも中前打を放つと、8回にも左前打。3打数3安打の活躍だった。

 この日、東日本大震災の際、宮城県石巻市で津波に巻き込まれた祖父・高司さん(享年87)の通夜が営まれた。多くの犠牲者を出した被災地では、4カ月遅れも仕方なかった。高司さんは、小山「桂司」の名付け親でもある。「おじいちゃんもこれでやっと天国に行けるのかなと思う。僕はプレーで頑張るのが一番喜んでくれると思うんで」。

 10日の葬儀も参列はできないが、ユニホーム姿での活躍が、自分には最高の供養になることを知っている。おじいちゃんへの思いも込め、横浜に連勝。首位ヤクルトとのゲーム差を3に詰める勝利に貢献した。

 ▼中日・落合監督(2回ずつ抑えた鈴木、武藤について)よくこういう展開で2人で4イニングいったんじゃない。十分。

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