長身2年生“なにわのダル”藤浪14K完封発進!

[ 2011年7月10日 06:00 ]

<大阪桐蔭・関大北陽>14奪三振で完封した大阪桐蔭・藤浪

大阪大会1回戦 大阪桐蔭4―0関大北陽

(7月9日 京セラD)
 大阪桐蔭の2年生「なにわのダルビッシュ」こと藤浪が圧巻の投球を披露した。1メートル96の長身から投げ下ろすMAX144キロの直球と切れ味鋭いスライダーで14奪三振の力投。6回2死から6者連続三振を奪うなど、強豪・関大北陽に三塁さえも踏ませなかった。

 「(球場の)独特の雰囲気にのまれないように心がけました」。昨秋近畿大会の初戦で加古川北に敗れるなど、苦い思いを幾度となく味わった。その経験から「いくら直球が速くても、今はマシンがあるので打たれる」と痛感。冬の間の走り込みとウエートトレで体重を約4キロ増やし、低めに伸びのある球を手に入れた。5日には今センバツ覇者の東海大相模(神奈川)との練習試合で自己最速の147キロをマーク。5安打2失点の完投勝利を飾った。「いいイメージをつかむことができました」とという。

 理想の投手はずばり日本ハム・ダルビッシュ。ネット裏には日米12球団のスカウトが集結し、オリックス・長村編成部長は「来年が楽しみな投手」と話す。「この勝利で勢いに乗れると思う。油断することなく一つ一つ勝っていきたい」と「なにわのダルビッシュ」は頂点を見据えた。

 ◆藤浪 晋太郎(ふじなみ・しんたろう)1994年(平6)4月12日、大阪府生まれの17歳。竹城台東小1年から野球を始める。宮山台中では「大阪泉北」に所属して投手。大阪桐蔭1年夏からベンチ入り。50メートル6秒7、遠投110メートル。最速147キロ。1メートル96、86キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年7月10日のニュース