旋風の再現ならず…都八丈、接戦も5回に力尽く

[ 2011年7月10日 06:00 ]

東東京大会1回戦 都八丈0―10東京

(7月9日 神宮)
 都八丈は4回まで接戦を繰り広げたが5回に8失点。6回コールド負けでベンチ入りメンバー14人で臨んだ夏が終わった。

 16強入りした09年以来2年ぶりの神宮での試合。主将の菊池正は当時、勉学との両立に悩んで野球部を離れていた。進撃から帰島後、先輩らが何度も自宅まで「部活に来いよ」と笑顔で迎えに来てくれたことで野球を続けられたという。

 「自分以外の3年生は神宮での試合を経験している。自分も先輩たちがプレーした神宮でできて光栄」。6回に右前打するなどリードオフマンとしてもチームを鼓舞。菊池正は泥だらけのユニホームで号泣したが、最後は胸を張って神宮を後にした。

続きを表示

2011年7月10日のニュース