新井1打点5万円、1本塁打10万円義援金に

[ 2011年4月11日 06:00 ]

 男の決意だ。阪神・新井貴浩内野手(34)が10日、東日本大震災の復興支援のため今季の1打点につき5万円、1本塁打につき10万円の義援金を送ることを発表。自身が会長を務める労組・日本プロ野球選手会を通じて被災者に届け、「いろいろと何ができるかを考えていました。今季ずっと被災者の方、被災地のことを思い続けてプレーしていきたい気持ちがあるので、こういう形にしました」とコメントした。

 セ・リーグの開幕日を巡る問題では日本プロ野球選手会会長として奮闘し、4月12日のセパ同時開幕実現に一役買った。同選手会としては既に1億2000万円の義援金を送ることを発表しているが、新井個人としても何かできることを模索していた。「前回とは違う形でお届けしたいと思います」。個人名を伏せて、同選手会に金銭を寄付する選手が多数いる。選手会を通じて送ることを決めた背景には、表に出ない善意を知ってほしいという意味も込められている。「選手全員が選手会に義援金を送ってくれて、たくさんのお金が集まってきている。ボクもこういう形で義援金を送ることにしました」と話した。

 19本塁打で112打点だった昨季成績にあてはめると、義援金は750万円になる。もちろん、できるだけ多くの義援金を送るために、さらに奮闘するつもりだ。チーム、個人の成績は当然だが、そういったものを超越した特別なシーズンは、12日に開幕する。1打点でも1本でも多く―。被災者への思いを胸に抱いて、新井がこん身の力でバットを振り続ける。

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