ベンチに穴開けイチロー専用のバット置き完成

[ 2011年4月11日 06:00 ]

セーフコ・フィールドの一塁側ベンチに空けられた、イチローのバット置き用の穴

ア・リーグ マリナーズ1―2インディアンス

(4月9日 シアトル)
 マリナーズ・イチローのための専用バット置きが完成した。昨季までは背もたれと座面の隙間にバットを立てかけていたが、今季から本拠地セーフコ・フィールドのベンチが一新。新ベンチは背もたれと座面が一体となっており、大切な商売道具を置く場所が消滅していた。困り果てたイチローのために、球団が座面に穴を開けてバット立てとすることを特別に許可。この日のインディアンス戦前には、イチロー自ら現場監督となり、穴の位置を指示した。早速、工事を行った球団職員は「前日にバットの置き場所がないと聞いたが、こんな作業は初めてだ」と喜んで話した。

 しかしチームは接戦を落として6連敗となり、早くも地区単独最下位に転落した。イチローは1安打を放ったが、1点を追う7回2死一、三塁の絶好機で、セーフティーバントを試みるも打球が投手のやや左に転がって投ゴロ。試合後、エリク・ウェッジ監督は「あれも彼の野球の一部だ」と論評。米メディアにバントの意図を問われたイチローも「もう説明する必要はないんじゃないですか」と多くを語らず球場を後にした。 

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