避難所訪問で気持ち新たに…岩隈「勝利を届けたい」

[ 2011年4月11日 18:57 ]

キャッチボールで調整する楽天・岩隈

 楽天はQVCマリンフィールドでシートノックやフリー打撃に約3時間汗を流し、最終調整を終えた。星野監督は「いよいよ来たな、という思い。年がいもなく(高ぶりが)ありますね」と緊張感をみなぎらせた。

 1カ月前の東日本大震災発生時、兵庫県内でオープン戦を戦っていたチームは、その後も本拠地の仙台市に戻れず、各地を転々としながら練習してきた。選手には肉体的、精神的な疲労が見られた。だが7、8日に宮城県内の避難所を訪問して苦境でも明るさを失わない被災者と触れ合い、気持ちを新たにした。

 「仙台に行って良かった。選手が少し落ち着いて、動きも元気も違う」と星野監督は言う。チームには活気が戻り、笑顔や掛け声が途切れない。選手会長の嶋は「逆に元気をもらった。暗くなってちゃ駄目だ、勝つことで喜んでもらえるんだ、と思った」と心境の変化を口にした。

 チームの願いは、好成績で東北を励ますこと。開幕投手の岩隈は「忘れることのない試合になると思う。夢、笑顔、希望を届けられるよう、勝利を届けたい」と必勝を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2011年4月11日のニュース