実家は避難区域 早大・横山に魔の5回

[ 2011年4月11日 11:46 ]

<早大・東大>5回を4被安打4三振3失点の早大先発・横山

東京六大学野球第1週第2日 早大3―3東大

(4月10日 神宮)
 浪江町出身で09年夏の甲子園に出場した早大・横山貴明投手(2年=聖光学院出)が10日、東京六大学野球春季リーグ戦の東大2回戦に初先発した。

 4回まで内野安打1本に抑える好投を見せたが、2―0の5回1死満塁から9番・舘に走者一掃の左中間二塁打を許し3失点。結局この回で降板し、ほろ苦い神宮デビューとなった。

 「追い込んでからだったので、悔いが残りますね。4回までは良かったと思うんですが」。3回には左前に自ら2点適時打を放つなど快調なペースだっただけに、魔の5回を悔しそうに振り返った。

 実家は福島第1原発から20キロ圏内にあるため、家族は新潟県で避難生活を送っている。「マウンドでは投球に集中しました」と話したが、吉報を届けたいという思いはあった。
 
 前日の9日には聖光学院時代の恩師、斎藤智也監督に電話し「これから30勝するぐらいのつもりでやれ」とハッパをかけられていたが、初陣を飾ることはできなかった。それでも「調子は悪くないので、次は頑張りたいです」と最後は前を向いた。

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