【交流戦前パ6球団監督総括】首位・吉井監督「一喜一憂せずに」新庄監督「いい戦いができるようになった」

[ 2023年5月28日 19:52 ]

(左上から時計回りに)ロッテ・吉井監督、オリックス・中嶋監督、ソフトバンク・藤本監督、楽天・石井監督、西武・松井監督、日本ハム・新庄監督
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 プロ野球は28日、各地で6試合が行われ、30日から開幕する交流戦前のすべての試合が終了した。

 パ・リーグはロッテが23日ぶりの復帰登板となった佐々木朗希が6回2失点9奪三振と試合をつくりソフトバンクに勝利。がっちりと首位を守った。負けたソフトバンクは貯金5の3位で交流戦へ。延長12回サヨナラ勝ちの楽天は借金9の6位から巻き返しを図る。

 パ・リーグ6球団監督の交流戦前総括は以下の通り。

【1位】ロッテ・吉井監督(25勝15敗2分け、勝率.625)貯金10

 毎日どうやって勝ち切るかを考えながらやってきたが、選手たちがそれぞれの場面で自分のできることに集中して、しっかりやってくれている。シーズンは勝ったり負けたりの繰り返し。一喜一憂せずにやっていく。

【2位】オリックス・中嶋監督(26勝19敗2分け、勝率.578)貯金7

 まだまだ決まった形というのがないチーム。今の位置というよりも自分のチームのことしか考えていないので。他チームのことを考えている場合じゃない。自分たちの内容を良くすることしか考えていない。

【3位】ソフトバンク・藤本監督(23勝18敗2分け、勝率.561)貯金5

 最後に四死球が目立ってしまったけれど、こういう試合は1年に何回かはある。貯金できているし位置的には、いい位置にいるんじゃないか。走・攻・守において普通にはできているんじゃないかと思う。

【4位】日本ハム・新庄監督(21勝27敗0分け、勝率.438)借金6

 ケガ人が出てもいい戦いができるようになった。(一時は)借金3までいったから、交流戦までに(勝率)5割ぐらいでいけたらいいなという考えではあった。ここから投手によって誰を起用するか。それは僕次第。 

【5位】西武・松井監督(19勝26敗1分け、勝率.422)借金7

 悔しい負けも連敗もあったけど、まだまだ挽回できるチャンスは大きくある。監督としての交流戦は初めてで、作戦も増えるので頭をフル回転させてカード頭をしっかり取れるように一試合、一試合、戦っていきたい。 

【6位】楽天・石井監督(17勝26敗1分け、勝率.395)借金9

 今は状況的に厳しいけど、選手たちはここからという気持ちを強く持ってくれている。やることは変わらないので。交流戦に入ることで雰囲気も変わると思うので、一戦一戦しっかり戦っていきたい。
 

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