金光大阪が近畿大会準決勝進出 キャリーが167球完投 近江に昨春選抜の雪辱果たす

[ 2023年5月28日 18:51 ]

高校野球春季近畿大会   金光大阪3―2近江 ( 2023年5月28日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<近江・金光大阪>先発登板する金光大阪・キャリーパトリック(撮影・後藤 正志)
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 金光大阪(大阪)が近江(滋賀)に3―2で競り勝ち、準決勝に進出した。昨春選抜の準々決勝で対戦して敗れており、昨春の雪辱を果たした。

 「3番・投手」で先発したキャリーパトリック波也斗(3年)が167球、2失点完投勝利を挙げた。

 「試合前から絶対に一人で投げ切ると決めていた。疲れはあったが、全員が喜んでくれるのを見て気持ちが入りました」

 8回途中には左足のスパイクに穴が空いた影響で出血し、治療のためベンチに下がった。患部をテーピングで巻いてマウンドに戻り、9回も続投を志願して1点差を守った。横井一裕監督からは「キャリーは直球が走らず、制球も良くなかったけど粘り強く投げてくれた」と称えられた。

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