ヤクルト10連敗 高津監督「早くチームがベストな状態に戻るように努力していきたい」

[ 2023年5月28日 18:00 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―3広島 ( 2023年5月28日    マツダ )

<広・ヤ>ベンチで天を仰ぐ高津監督 (撮影・奥 調)
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 自力優勝が消滅した5位・ヤクルトは広島戦に敗戦。10連敗で、交流戦前最後の一戦を落とし、リーグ“前半戦”を17勝28敗2分けで終えた。連敗ストップを託された先発の小川だったが初回、菊池に先頭打者本塁打を被弾するなど5回3失点で降板。打線は7回に村上にリーグトップタイ9号ソロが飛び出したが、この1点のみに終わった。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――8、9回はチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。
 「得点圏にランナーがいたのが、3回だけかな。5タコかな。5打数0安打。それは点数入らないよね。永遠のテーマかもしれないですけど、そういうところで1本出るか出ないかというのは、難しいでしょうけど、何とかしないといけないでしょうね。得点圏打率が2割ないのかな。それは点がなかなか入らない」

 ――打順は毎日試行錯誤している。
 「毎日いろいろなことを考えて打順を組んだり。作戦はなかなかできないですけれど、いろいろ考えながらやっているつもりでいるのですが、そのうちうまくいくのではないかと信じて」

 ――小川は5回3失点。先頭打者弾を浴びた。
 「(開始)5分後にはゲームを追いかけている展開となっているので。どうなんですかね。まあすごい立ち上がりは難しいと思いますが、先に点を取りたかったですね。なかなか点は取れなかったですが、アンダーソンから。でも先に点を与えたくなかったなあというのが正直なところです。やっぱりゲームを取ろうと、勝とうと思うと、いろいろ考えると、先に点を取った方が有利に決まっているので。プレーボールしてすぐにゲームを追いかけていく展開はちょっと避けたかった」

 ――5回にも2失点。踏ん張ってほしかった。
 「ちょっと油断と隙があったね。あれだけ、相手に隙を見せると、失点につながってしまうでしょうね」

 ――セ・リーグの戦いは一旦終了。ここまでの戦いは。
 「そうですね、今年の1月からキャンプからいろんな目標立てた中で、すべての戦力で戦いたいってところができてないってのは、もちろん僕のマネジメントもあるんでしょうけども、こういう結果を招いてるのは間違いないと思うので、早くチームがベストな状態に戻るように努力していきたいなと」

 ――特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消されている青木の合流は。
 「そのうち、合流する予定です」

 ――山田が2戦続けて欠場。状態は。
 「欠場してるような状態です。すみません、具体的なこと言えなくて」

 ――交流戦は同行するか。
 「抹消してないので、ってところですね。ちょっと理解してください」

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