【一問一答】大谷翔平 6回毎回の10Kより3四球「もったいないな」勝ち切るには「個人的には…」

[ 2023年5月28日 15:48 ]

インターリーグ   エンゼルス5―8マーリンズ ( 2023年5月27日    アナハイム )

<エンゼルス・マーリンズ>力投した大谷だったが…(撮影・会津 智海)
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 大谷翔平投手(28)はマーリンズ戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季11度目の先発登板。6回まで毎回の10奪三振、6安打2失点の力投を見せ6勝目の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて勝敗はつかなかった。防御率は2・91、今季奪三振は「90」となり、ガウスマン(ブルージェイズ)の89奪三振を抜いてリーグトップとなった。打っては4打数無安打1四球だった。なお、エンゼルスは延長10回にまさかのミスを連発して敗れた。

 試合後、大谷との一問一答は以下の通り。

 ――スイーパーが前回より多かった。

 「良かったところ悪かったところでてくるので前回の悪かったところを修正して今回臨むかなと思うので、それは次回登板も変わらないので、スイーパーだけでなくそれの繰り返しかなと思います」

 ――最後の打席はフラストレーションが溜まっていりように見えた。打撃の調子は。

 「振っているコースは今日に関してはいいコースというか、難しいコースなので、いい結果につながってないなという感じはしますし、見え方自体はそんなに悪くないので。あとはきっちり甘い球をしっかり打てるかどうかだと思います」

 ――今日の登板については。

 「良くもなく悪くもなく、最低限6回まで投げられたのでそこは良かったところかなと思いますけど、きっちりと点数を取られたところはもう少しいい投球ができたのかなと思います」

 ――投球のルーティンを変えたところはあるか。

 「ないですかね。試合に入るまでのスケジュールだったりとかずっと一緒なのでそれは去年も今年も変わってないかなと思います」

 ――回の先頭を出している傾向がある。

 「特に回の先頭は切りたいところではあるので、フォアボールは流れ変わりますし、どこのシチュエーションでもフォアボールは出したくないというのは変わらないので、それは先頭だろが2アウトだろうが同じかなと思います」

 ーー2本打たれたのは2死から。最後の打席でトラウトに続けなかった。

 「勝ちきるなら、あの回だったかなと。打って、最低限、進塁した形で決めるしかなかったかなと思いますね」

 ーーグリエルに浴びた先制打の球種は。

 「抜けたスプリットですね」

 ーー今年のスプリットの精度は。

 「変化自体はそんなに悪くはないので、あとはスポットの問題かなと思いますね」

 ーーピッチングはよくも悪くもないとのことだが、2桁10三振。要因は。

 「そういうピッチャーなので、その分、今日に関しては四球3つですかね、フォアボール出てますし、そこに関しては出したくない気持ちはもちろんありますけど、もったいないなっていう気持ちの方が強いかなと思いますね」

 ーーこういう試合を勝ち切るかどうか、大きな違い。何が足りないのか。

 「足りない点…。個人的にはやることをやるしかないので。いち選手ですし、僕がスタメンを決めている訳ではないですし、ピッチャーのスイッチを決めている訳でもないので、そこに関しては監督の仕事なので、僕がやれることではないと思いますし、自分にできることをしっかりと、まずやっていくっていうのが、チームに対して一番、勝つ確率が上がる作業かなと思います」

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