大谷翔平 6回まで毎回10K、6安打2失点 1点ビハインド 「3番・投手兼DH」二刀流

[ 2023年5月28日 12:48 ]

インターリーグ   エンゼルス―マーリンズ ( 2023年5月27日    アナハイム )

<エンゼルス・マーリンズ>力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのマーリンズ戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季11度目の先発登板。6回まで毎回の10三振を奪い、6安打2失点、試合は1―2で1点のビハインドとなっている。

 今季11度目の二刀流でマウンドに上がり、初回は先頭のデービスの投ゴロを一塁悪送球して無死二塁。ソレアを空振り三振、アラエスを一ゴロで2死三塁となり、デラクルスに四球、グリエルには左前適時打されて先取点を許した。2回は1四球を与えたが、無安打で無失点。味方打線が同点に追いついた直後の3回は3者凡退に抑え、4回は2死から内野安打を許したものの、バーディ見逃し三振。5回は2死一、三塁からアラエスに右前適時打されて勝ち越しを許した。6回は2三振を奪って無失点に抑えた。

 打っては、初回2死の第1打席はマ軍の先発右腕カブレラと対戦し左飛、3回1死一塁の第2打席は二ゴロ、1点を追う5回1死一、二塁は二ゴロ併殺打だった。

 前回登板の21日(同22日)のツインズ戦では「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回2安打1失点と好投し、勝敗は付かなかったがチームの5カードぶりの勝ち越しに貢献した。スイーパー主体の投球からスプリット、ツーシーム、縦のカットボールの割合を増やし、自己ワーストの連続試合被弾を4で止めた。打っては3打数1安打だった。

 前日26日(同27日)のマーリンズ戦には「3番・DH」で出場し、4打数無安打。通算の打撃成績は、50試合で193打数53安打、12本塁打、33打点、打率・275、6盗塁、投手成績は10試合で5勝1敗、防御率3・05となっていた。

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