巨人・原監督　2軍で菅野が実戦復帰「内容等々聞いてませんけども、一応マウンドに上がった」と評価

セ・リーグ   巨人1―4阪神 （ 2023年5月28日    甲子園 ）

2軍戦で右肘の違和感から復帰した巨人・菅野
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　巨人が2018年5月25～27日以来5年ぶりとなる甲子園3連戦3連敗を喫した。

　交流戦前最後のカードとなった伝統の一戦で3戦合計4得点と打線の不調が響き3連敗。原辰徳監督（64）は再び借金生活に戻った試合を振り返り「この3連戦、ここ一本がなかなか出なかったですね。もう少し阪神投手陣の研究は必要でしょうね」と淡々と語った。

　また、この日はエース菅野が2軍戦で実戦復帰し、2カ月半ぶりの登板は3回無失点。「危機感を持ってやっている。残された時間もあまりない。一日でも早く1軍の戦力として戻れるように必死にやっていきます」と語っていたが、指揮官は「内容等々聞いてませんけども、一応マウンドに上がったということは本人にとってもチームにとっても良かったと思いますけどね」と多くは語らなかった。

　借金1ながら、一時期よりはいい流れで迎える交流戦。「まあ、特にどうということはないんですが、交流戦が始まるなあというところですね」と冷静に語り、「まあ、いいんだかね。そういうことはともかくとしても、やっぱり変えていかなきゃいけない、必要な部分は、新しく作ってかなきゃいけないしね。戦い方としては今日より明日という形で明日以降も戦うと」と前を向いた。