西武・光成が感謝する前橋育英の先輩 甲子園で2本塁打&日本一「やり切った」現在は…驚きの職業

[ 2023年5月28日 20:26 ]

<第95回全国高校野球選手権大会決勝 延岡学園・前橋育英>優勝が決まり、喜び駆けだす前橋育英ナイン(左端に高橋光)
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 西武の高橋光成投手(26)が28日放送のTBS特別番組「THEプラチナリスト~スターが生まれた伝説の名簿~」(後7・00)にVTR出演。2013年夏の甲子園で優勝に導いた一つ上の先輩に感謝した。

 昨年9月に第1弾が放送され、大きな反響を呼んだ人気番組の第2弾。「歴代の夏の甲子園ホームラン王」「歴代のミス慶應&ミスター慶應」と呼ばれた人物のその後を追う。

 2013年の「夏の甲子園ホームラン王」は大阪桐蔭の森友哉(オリックス)、常総学院の内田靖人(元楽天)の2人に加え、初出場初優勝に輝いた前橋育英の田村駿人。決勝で本塁打を放ち優勝へと導いた田村について、1学年後輩でエースだった西武の高橋は「あのホームランのおかげで優勝というか、厳しい戦いも勝ち抜けた。感謝してます」と語った。

 「夏の甲子園ホームラン王」に輝いた田村はVTR出演し「(プロ野球選手に)なりたいとは思ってた時期はあるんですけど、もう一つ夢ができちゃったんです」とプロ野球以外の夢があった。「甲子園の大歓声がやっぱり忘れられなかった」と、甲子園では誰よりも目立つために全力プレーでユニホームを常に泥だらけにし、金色のバットで全打席本塁打を狙っていたことを振り返った。

 田村は「甲子園も優勝したし、甲子園でホームラン2本も打ったし、もうやり切った」と野球に未練はなく、野球でこれ以上は目立てないと考えた。そして、野球よりも目立てる新たな夢として目指したのがプロレスの世界だった。

 現在はプロレス団体「GLEAT」で活躍しており、「東京ドームにプロレスを見に行った時に、次に目立つステージはこれだ!って思いました。プロレスラーを目指した東京ドームの花道で3万人、4万人の大歓声を浴びながら花道を入場することが夢」と語った。

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