“セ界初男”巨人・松井颯 5回98球1失点「甲子園は特別な場所」プロ初安打も連勝ならず

[ 2023年5月28日 16:32 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年5月28日    甲子園 )

<神・巨>巨人先発・松井が力投(撮影・岸 良祐)
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 巨人の新人右腕・松井颯投手(22)が28日、阪神戦(甲子園)にプロ2度目の先発登板。5回98球を投げ1失点と力投も、2勝目はお預けとなった。

 21日の中日戦で育成ドラフト出身のプロ1年目の投手としてセ・リーグ史上初となる初登板初勝利を飾った22歳右腕。この日も、首位の阪神打線に対してひたむきに腕を振った。

 3回にミエセスに先制ソロを被弾するも、5回まで5安打1失点と粘りのピッチングを見せ降板。自身のプロ初安打の1安打だけと沈黙する打線の援護を待った。

 7回に秋広が同点4号ソロを放ち勝敗は付かなかったが「先制点を与えてしまいましたが、最低限の仕事はできたのかなと思います。2度のピンチを集中して乗り切れたことは良かったですが、(本塁打は)2死から一番やってはいけない失点の仕方だったので反省です。(高校以来の)甲子園は特別な場所ですし、楽しんで投げることができました」と聖地での登板を振り返った。

 ◇松井 颯(まつい・はやて)2000年(平12)9月14日生まれ、東京都出身の22歳。小2から野球を始め、中学時代は「清瀬ポニー」に所属。花咲徳栄では3年夏に甲子園出場。明星大を経て、22年育成ドラフト1位で巨人入団。今季は2軍で7試合に登板し、2勝1敗、防御率2・01。今月15日に支配下選手登録された。1メートル78、83キロ。右投げ右打ち。好きな選手はメッツ・千賀。

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