【交流戦前セ6球団監督総括】あれへ独走・岡田監督「できすぎ、できすぎ」 立浪監督「攻めていかないと」

[ 2023年5月28日 19:53 ]

(左上から時計回りに)阪神・岡田監督、DeNA・三浦監督、広島・新井監督、中日・立浪監督、ヤクルト・高津監督、巨人・原監督
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 プロ野球は28日、各地で6試合が行われ、30日から開幕する交流戦前のすべての試合が終了した。

 セ・リーグは阪神が本拠・甲子園で5年ぶりに巨人に3連勝。今季最長となる8連勝締めで2位・DeNAに6ゲーム差をつけ首位独走。負けた巨人は借金1の4位で交流戦へと向かう。また、連覇中の王者・ヤクルトがまさかの10連敗で借金11の5位に沈んでいるが、心機一転での巻き返しを狙う。

 セ・リーグ6球団監督の交流戦前総括は以下の通り。

【1位】阪神・岡田監督(31勝14敗1分け、勝率.689)貯金17

 できすぎ、できすぎ。4月の貯金3も上出来だったけど。先発が頑張る、打線もうまく点が取れる。両方がかみ合っているから、こういう結果になっているのだと思う。交流戦もきっちりとした野球をやりたい。

【2位】DeNA・三浦監督(24勝19敗1分け、勝率.558)貯金5

 良かったり悪かったりがある。連敗が続きまた連勝とか、チームが絶好調というわけではないが、キャンプから取り組んできたことはできつつある。でもまだミスもある。交流戦に貯金5で入るということは選手がよくやっているということ。

【3位】広島・新井監督(24勝22敗0分け、勝率.522)貯金2

 選手がよく頑張って、最後まで諦めずにやってくれているので(勝率)5割近辺にいると思う。投手陣はリリーフ陣を含めて試合の中で力を付けてくれているし、野手も若手らが少しずつ力を付けてくれていると感じる。

【4位】巨人・原監督(23勝24敗0分け、勝率.489)借金1

 特にどうということはないが、交流戦が始まるなというところ。やっぱり変えていかなきゃいけない必要な部分は、新しくつくっていかないといけない。戦い方としては、今日より明日という形で明日以降も戦う。

【5位】ヤクルト・高津監督(17勝28敗2分け、勝率.378)借金11

 1月からいろんな目標を立てた中で全ての戦力で戦うことができていない。(原因に)もちろん僕のマネジメントもある。こういう結果を招いているのは間違いない。早くベストな状態に戻るよう努力していきたい。

【6位】中日・立浪監督(17勝29敗0分け、勝率.370)借金12

 点が取れないことで投手は窮屈になっているが(本拠地の)この広い球場があるので攻めていかないといけない。野手は若手が多いが、頭の勉強というか意識があれば防げたミスが多いので、やっていかないといけない。

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