【世界陸上】日本選手団にクラスター 女子マラソン・新谷もコロナ欠場

[ 2022年7月19日 03:30 ]

陸上・世界選手権第3日 ( 2022年7月17日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

新型コロナウイルス陽性で女子マラソンを欠場した新谷
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 日本陸連は17日、米オレゴン州ユージンで開催されている世界選手権において、女子マラソンに出場予定だった新谷仁美(34=積水化学)が新型コロナウイルスの検査で陽性となり、18日のレースを欠場すると発表した。発熱や背中の痛みなどを訴えて17日に検査を受けて判明した。新谷は自身のインスタグラムに「今回は私にとって最後の世界陸上という覚悟で臨んでいただけにこのような結果になってしまいとてもつらいです。切り替えて次の目標に向けて頑張りたいと思います」と心境をつづった。

 女子マラソンでは、一山に続く2人目のコロナによる欠場。ほかにも野口英盛コーチ、横田真人コーチ、三浦康二コーチが新たに陽性となり、前日までの発表も含めて、日本選手団の陽性者は計11人となった。濃厚接触者は既にPCR検査を受け、全員が陰性だったという。

 陽性者が多いコーチ陣をそれぞれ1人部屋にするなど緊急措置をとっているが、今後、さらに感染が拡大する可能性がある。風間明団長はチームに対して「選手は冷静になってもらいたい。一丸となって、この難局を乗り越えたい」と語った。

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2022年7月19日のニュース