プロ転向の羽生結弦、最終決断は北京五輪後「よりうまくなりたい、より強くなりたいと思って」

[ 2022年7月19日 17:37 ]

会見に臨む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)が19日、都内での会見で「まだまだ未熟な自分ですけども、プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意しました」と競技の第一線を退く意向を表明した。

 羽生は14年ソチ、18年平昌と男子で66年ぶりとなる五輪連覇を達成。22年北京は4位だったが、フリーのクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)への挑戦は、世界で初めて認定された。

 プロへの転向は平昌五輪後、「毎試合毎試合、思っていた」とし、「最終決断は北京が終わってから。(右足が)痛くて滑れない期間にいろいろ考えた時に、ここのステージにいつまでもいる必要はないかなと思って。よりうまくなりたい、より強くなりたいと思って決断した」と説明した。

 ◇羽生 結弦(はにゅう・ゆづる)1994年(平6)12月7日、宮城県仙台市出身の27歳。4歳でフィギュアスケートに出合い、08年に全日本ジュニア選手権で初優勝。全日本選手権は6度制覇、世界選手権で2度の金メダルを獲得し、五輪は14、18年と連覇を達成した。18年には国民栄誉賞も授与された。1メートル72。

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2022年7月19日のニュース