バスケ日本代表 フィリピン下し準々決勝進出!渡辺の負傷アクシデントも…富樫が18得点の活躍で支えた

[ 2022年7月19日 23:45 ]

バスケットボール アジア杯 準々決勝進出決定戦   日本102―81フィリピン ( 2022年7月19日    インドネシア・ジャカルタ )

レイアップを決める富樫(AP)
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 バスケットボール男子日本代表は19日に準々決勝進出決定戦でフィリピンに102―81で勝利。日本のエースでキャプテンの渡辺雄太(27)が右足首を捻って負傷するアクシデントもあった中で富樫勇樹(28=千葉ジェッツ)が3点シュートを5本決めるなど最多18得点でチームを支えて勝利に貢献した。

 スタメンには渡辺、富樫の他に、ルーク・エバンス(31=ファイティングイーグルス名古屋)、須田侑太郎(30=名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、西田優大(23=シーホース三河)の5人が名を連ねた。

 第1クオーターは競り合いが続く中で残り7分1秒に富樫の3点シュートを決めて、チームに勢いをつける。残り6分21秒で渡辺が3点シュートを決め、さらに残り5分58秒にはレイアップシュートを決めて、相手の反則も誘う。フリースローも決めて3点プレーを成立させた。このクオーターは32―18と大量リードとなった。

 しかし第2クオーターは残り6分21秒まで無得点。0―9のランにタイムアウトを取るとトム・ホーバスHCは選手たちに喝を入れた。タイムアウト後の残り6分2秒で富樫の3点シュートがこのクオーターの最初の得点となった。その後も得点を重ねて50―34とリードして前半を終えた。

 第3クオーターは残り7分に渡辺が走ってボールを受けようとしたところで相手に体を当てられて右足首を捻って負傷。スタッフの肩を借りて控室に下がるアクシデント。チームの雰囲気が悪くなりそうな中で残り5分54秒から富樫の連続3点シュートでチームを支えた。さらに残り4分44秒でエバンスが相手の反則を誘って3点プレーを成立させた。第4クオーターもリードを守り切り、渡辺も控室からベンチに戻って試合を見届ける中でチームは勝利した。チーム最多得点の富樫に次いでエバンスが17得点の活躍を見せた。

 準々決勝進出を決めた日本は21日にオーストラリアと対戦する。

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