照ノ富士 入門時の師匠にささげる白星、遠藤の攻勢しのぎトップ2敗守る

[ 2022年7月19日 05:25 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2022年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

遠藤(左)を下す照ノ富士(撮影・亀井 直樹)
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 横綱・照ノ富士は遠藤の攻めをしのいで優勝争いトップの2敗を守った。もろ差しを許し土俵際に追い込まれるも、左小手投げから体勢を立て直すと、右で相手を振りほどくように押し出した。

 入門時の師匠、元横綱・2代目若乃花の下山勝則さんの死去がこの日、日本相撲協会から発表された。11年5月の技量審査場所で、下山さんが師匠を務めていた間垣部屋から初土俵を踏んだ。当時のしこ名は「若三勝」。前日に続き取組後の取材に応じなかったが、悲しみの中で臨んだ土俵で白星をささげた。

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2022年7月19日のニュース