【世界陸上】日本選手団15人陽性に「危機的状況」とドクター 選手の個室を要望

[ 2022年7月19日 13:19 ]

陸上・世界選手権第4日 ( 2022年7月18日    米オレゴン州ユージン )

 日本陸連は18日、米オレゴン州で開催している世界選手権において、小池祐貴(住友電工)、泉谷駿介(住友電工)、岸本鷹幸(富士通)黒木純コーチの4人が新型コロナウイルスの検査で陽性となったことを発表した。これまでを含め、日本選手団で計15人が陽性となるなど感染が拡大した。

 この日の午後に200メートル予選を控えていた小池は、朝に発熱の症状を訴え、検査を実施。そこで陽性判定となり、レースを欠場することになった。男子400メートルリレーも欠場する。

 日本陸連はこの日の夜にオンライン会見を実施。鎌田ドクターは「危機的状況」とした上で、感染拡大防止のために新たな取り組みをしていることを明かした。

 ・世界陸連に対して、選手の個室を要望。現在は2~3人部屋

 ・選手団で緊急ミーティングを実施。消毒や医療用マスクの徹底などを改めて確認

 ・個々の体調を管理するシステムを徹底

 感染拡大が止まらない状況ながら、風間明団長は「非常に辛い時だが乗り越えていこうと(選手にも)話をしている」などと語った。

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2022年7月19日のニュース