十両・大翔鵬が流血 取組中に“止血待った” 仕切り線が赤く染まる

[ 2022年7月19日 16:10 ]

大相撲名古屋場所10日目 ( 2022年7月19日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所10日目>天空海(右)との一番で流血し行司に鼻血を止められる大翔鵬 (撮影・奥 調)
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 十両の天空海(31=立浪部屋)と大翔鵬(27=追手風部屋)の一番で、流血による取組中の「待った」があった。

 立ち合いで天空海の頭が大翔鵬の顔を直撃。大翔鵬の鼻血が止まらず、土俵上に血が垂れて白い仕切り線は赤く染まった。頭四つの押し合いから天空海が左で前まわしに手をかけたところで行司が「待った」をかけた。「まわし待った」のように、両者の体勢を動かさないまま行司と呼出が手際よく動いて大翔鵬の鼻にティッシュを詰めて止血。終わった瞬間に取組再開と勘違いした天空海が動いてしまう場面もあったが、もう一度体勢を戻して改めて再開。

 再開後は、すぐに天空海が左前まわしを引きつけて右のど輪で起こして一気に出て勝負を決めた。

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