大型FWを生かし切れず敗戦 東京ベイ・立川主将「痛かった」 ラグビーリーグワン準決勝

[ 2022年5月22日 20:44 ]

ラグビーリーグワン プレーオフ準決勝   東京ベイ10―24埼玉 ( 2022年5月22日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<埼玉・東京ベイ>空中のボールを競り合う埼玉・野口(左)と東京ベイ・立川(撮影・吉田 剛)
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 レギュラーシーズン3位の東京ベイ(旧クボタ)は同2位の埼玉(旧パナソニック)に10―24で敗戦。トップリーグ最終年の昨季に続き4強入りを果たしものの決勝進出は逃し、28日の3位決定戦(東京・秩父宮ラグビー場)ではBL東京(旧東芝)と対戦する。

 大型FWを生かしたい東京ベイだったが、前半10分までのマイボールラインアウトを3回連続でスチールされるミス。前半終了間際にはゴール前のモールを押し切れなかったところで展開攻撃に切り替えたが、SOフォーリーの飛ばしパスを相手WTB竹山にインターセプトされて痛恨の失トライ。最後まで試合の主導権を握れなかった。

 フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「準決勝は2年連続で準備も自信も昨年以上だった。チャンスを作ることはできたが、モノ(得点)にできないとやられてしまう」と悔やんだ。埼玉にはレギュラーシーズン最終節の2週間前にも対戦したが敗戦。スクラムは組み方を変えて優勢だったが、得点機での決定力の差がスコアに表れた。

 前半最後のシーンを「大事な局面で、チームとしても痛かった」と振り返ったCTB立川。近年の躍進著しいチームを引っ張る主将は3位決定戦に向けて「ここまで来たら全員の力でいかに準備してピークを持って行けるか。いい準備をしたチームが勝つ」と、今季ラストゲームでの必勝を誓った。

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