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照ノ富士 大混戦の夏場所で見せた綱の意地「横綱になった以上、成績を残さないと」

[ 2022年5月22日 18:16 ]

大相撲夏場所千秋楽 ( 2022年5月22日    両国国技館 )

<大相撲夏場所千秋楽>優勝インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(撮影・西海健太郎)
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 大相撲夏場所は22日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が12勝3敗で3場所ぶり7度目の優勝を果たした。前日まで3敗で並んでいた平幕の隆の勝が敗れたため、勝てば優勝が決まる結びの一番で、大関・御嶽海を寄り切りで退けた。

 休場明けの照ノ富士は今場所、初日いきなり大栄翔に敗れて黒星スタート。6日目には玉鷲、8日目には隆の勝にも黒星を喫し、中日まで3敗と苦しんだ。それでも9日目から7連勝と立て直して3場所ぶりの復活優勝。優勝インタビューでは、館内の大きな拍手に応えて「ありがとうございます」と四方に一礼した後、「うーん、まあ、やっと終わったなという感じです」とホッとした表情を見せた。

 今場所は7日目にして全勝が消え、隆の勝、佐田の海ら平幕力士が優勝争いを引っ張る大荒れの展開となった。照ノ富士は「いつもより長く感じた」と15日間を振り返り、「15日間全部取り切るつもりで臨んでいた。結果がどうであれと思っていたが、結果的に良かったなと思います」。前半と後半での手応えの違いを問われると、「場所前に焦りもあったと思うので、体調の面で飛ばし過ぎたかな、と。途中から徐々に良くなってきたので良かったです」と話した。

 3大関中2大関が負け越しと上位陣が苦しむ中で一人横綱の責任を果たし、「横綱になった以上は成績を残さなければいけないと考えてやっている。先場所の悔しい思いを今場所にぶつけるという気持ちでやっていた」と話した照ノ富士。十両では、同部屋の錦富士が優勝決定戦を制して初優勝を決めたが、「毎場所のように“優勝しようぜ”みたいな話になっていたが、今場所やっとそれをできたので、うれしいですね」と“ダブル優勝”に頬を緩めた。

 今場所は観客数の上限が通常の約87%まで緩和され、最大9265人のファンが観戦可能になった。「少ないお客さんの中でも、テレビの前で見てくれていると思ってやっていた」としつつ、「お客さんいっぱいいて、その前で戦うのは気持ちも燃えてくる。来場所も頑張っていきたいと思います」と意気込んでいた。

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