×

星野 滑り込み予選突破64位 最終9番劇的バーディー「優勝パットよりも緊張したかも」

[ 2022年5月22日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第2日 ( 2022年5月20日    オクラホマ州サザンヒルズCC=7556ヤード、パー70 )

11番、ティーショットを放つ星野(AP)
Photo By AP

 99位から出た星野陸也(26=興和)が2バーディー、2ボギーの70で回り、通算4オーバーの64位で予選通過を決めた。最終9番を劇的なバーディーで締めてカットラインをギリギリ突破。メジャーでは昨年の全米オープンに続き、自身2度目の決勝ラウンド進出となった。2バーディー、4ボギーの72とスコアを落とした松山英樹(30=LEXUS)も通算4オーバーで全米プロでは出場10回連続で予選を通過した。

 最後は、大量の冷や汗をかきながら劇的バーディーで予選を通過した。決めれば決勝、外せば予選落ち。運命のパットは2メートル弱。最初はスライス、カップ際は真っすぐのライン。星野は強めのパットで攻めた。「スライスを消しにいきました。ど真ん中から入ってくれた。いやぁ~汗の量がヤバイです。冷や汗の」と笑った。

 カットライン(4オーバー)とのせめぎ合いが続いた。8番パー3で痛恨のボギーを叩き、大ピンチ。迎えた最終9番もティーショットはバンカーへ。だがそこでスーパーショットが生まれる。残り149ヤード。PWか9Iか。星野はフォローの風を信じ、飛距離140ヤード弱のPWでフルショットした。ピンをデッドに攻め、次の瞬間、大歓声が湧いた。

 初日は気まぐれに吹く風の読みが狂い、99位と出遅れた。この日はフォローの風を信じ救われた。米国入り後、ダラスの空港から車で移動中に壮絶な風とひょうに見舞われ、約1時間も立ち往生。身の危険も感じる嵐と遭遇した。オクラホマ州は竜巻の発生が多いことで知られ、拠点に借りた家もシェルター完備だ。この日、最終9番で吹いたのは“神風”だった。

 昨年の全米オープンに続き、メジャーでは2度目の予選通過。「まだ拮抗(きっこう)しているので自分が伸ばせば上位にいけると思う」。メジャーの舞台で「優勝パットよりも緊張したかも」と話す運命のパットをねじ込んだ星野は一回り、強くなったはず。タイガー・ウッズの影響でゴルフを始めた星野は、そのウッズらとともに決勝ラウンドに挑む。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2022年5月22日のニュース