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東京SG 初代王者に王手、BL東京に逆転勝ち!“ほほ笑みの貴公子”マッケンジー15得点でけん引

[ 2022年5月22日 05:30 ]

リーグワン プレーオフ準決勝   東京SG30―24BL東京 ( 2022年5月21日    花園 )

<東京SG・BL東京>前半、突破をはかる東京SG・マッケンジー(撮影・坂田 高浩)
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 準決勝1試合が行われ、レギュラーシーズン1位の東京SGが同4位のBL東京を30―24で下し、初代王者へ王手をかけた。今季新加入したニュージーランド代表通算40キャップを誇る“ほほ笑みの貴公子”ことFBダミアン・マッケンジー(27)が3ゴール3PG15得点で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝いた。22日に行われる同2位・埼玉―同3位・東京ベイの勝者と決勝(29日、国立)で激突する。

 聖地に笑顔を振りまいた。ともに府中を拠点とする名門同士のダービーは、マッケンジーがタッチライン外へボールを蹴り出しノーサイド。「凄く感情的になって気持ちが良かった。勝つことができて良かった」。満面の笑みで花園を一周した。

 “ニヤリ”と笑うキックルーティンは、すっかりおなじみだ。17―24の後半9分、いつも通りほほ笑んだ直後に左方向から約45メートルのPGを決め、同12分には右方向から約45メートルのPG成功。前半は風の影響で2度の失敗があったが、後半はさすがの修正力が光った。

 シーズン序盤は、マッケンジーのプレーが戦術にフィットしないことがあった。SH流が「チームと連係が取れないことが多かった」と語るほど。そんな問題の解消に一役買ったのが「サンゴリアスカップ」の存在だった。東京SGの選手は定期的にゴルフコンペを開催しており、ゴルフカートでの移動中などにコミュニケーションを深めた。「チームの約束事の中で動いてほしいと伝えた。プライベートの話もして、グラウンド内での信頼関係につながった」と流。7点を追う前半終了間際には、マッケンジーの軽快なフットワークで突破口を開くと、息の合ったパスでつなぎ、プロップ石原のトライに結びつけた。

 頂点まであと1勝。最後のトップリーグだった昨季は決勝でパナソニック(現埼玉)に敗れ、涙をのんだ。流が「決勝のために全てやってきた。勝たないと意味がない」と言えば、マッケンジーは「優勝したい」と緩んだ頬を引き締めた。スターとチーム融合は、新リーグ初代王者となって完成形を迎える。

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