ヒートが2勝1敗 敵地で貴重な白星 アデバイヨが31得点 バトラーは右膝負傷で後半欠場

[ 2022年5月22日 12:54 ]

東地区決勝第3戦で31得点をマークしたヒートのアデバイヨ(AP)
Photo By AP

 東地区決勝の第3戦が21日にボストン(マサチューセッツ州)で行われ、第1シードのヒート(53勝29敗)が109―103(前半62―47)で第2シードのセルティクス(51勝31敗)を振り切って2勝1敗。第2Q途中で最大26点差をリードしながら第4Q残り2分40秒に1点差まで詰め寄られたが、結果的には一度もリードを許すことなく逃げ切った。

 東京五輪の米国代表だったバム・アデバイヨ(24)が今ポストシーズンでは自己最多の31得点と10リバウンド、6アシスト、4スティールをマーク。今ポストシーズンで平均29・8得点をマークしていたジミー・バトラー(32)が右膝を痛めて前半だけの出場(8得点)に終わったが、ヒートは19スティールを記録するなどディフェンスで流れを変えた。

 太腿を痛めて4試合を欠場していたカイル・ラウリー(36)は29分の出場で11得点、6アシスト、4スティール。ベテランのP・J・タッカー(37)が17得点と7リバウンドを稼ぐなど奮闘した。

 セルティクスは24回のターンオーバーで33失点。チームとしてのスティールは2回しかなく、1点差まで詰め寄ったもののリードは最後まで奪えなかった。

 ジェイレン・ブラウン(25)が両軍最多の40得点をマーク。今ポストシーズンで平均28・2得点を記録していたジェイソン・テータム(24)は10得点で、第4Qの終盤でヒートのビクター・オラディーポ(30)にスティールされた際には右肩を痛めてうずくまり、いったんコートを離れる(1分後に復帰)場面もあった。

 <東地区決勝の日程>
 ▼第1戦=〇ヒート118―107●セルティクス
 ▼第2戦=〇セルティクス127―102●ヒート
 ▼第3戦=〇ヒート109―103●セルティクス(ボストン)
 ▼第4戦=23日(ボストン)
 ▼第5戦=25日(マイアミ)
 ▼第6戦=27日(ボストン)
 ▼第7戦=29日(マイアミ)
 *日付は現地時間。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月22日のニュース