「エペジーーン」宇山賢、楽器演奏で培った独特のリズム

[ 2021年7月31日 05:31 ]

東京五輪第8日 フェンシング ( 2021年7月30日    幕張メッセ )

<男子エペ団体決勝>ポイントを奪う宇山(右)(撮影・会津 智海)
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 男子エペ団体で日本が、フェンシング史上初となる金メダルを獲得した。「エペジーーン」の愛称を持つチームのメンバーを紹介する。

 宇山賢(29=三菱電機)は個人の代表に入れなかったが、補欠に名を連ねていた団体で出場し、チームに貢献した。「個人に出場できない悔しさを団体にぶつけるしかない。絶対に得点して、試合の流れを変える」。米国との1回戦で見延に代わって出場して決勝まで戦い、鬱憤を晴らす活躍を見せた。

 独特のリズムが、1メートル90の長身とリーチを活かした攻めを際立たせる。ギターやドラム演奏などが趣味。「リズムや拍の感覚をフットワークに当てはめて考えている」。新型コロナウイルスの感染拡大前は、セッションバーに繰り出した。競技漬けの日々の中で、貴重なリフレッシュの時間だった。

 宇山には重要な役目がある。「僕は団体に必要な選手。相手の調子の悪い選手や弱みを見せた選手を、徹底的に追い詰めることで流れを持ってくる。そこを発揮できるようなイメージで練習してきた」。ライバルの心をへし折るような剣さばきで、日本に勢いを与えた。

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