入江 200背7位も「心から幸せ」 400Mメドレーは決勝へチームけん引

[ 2021年7月31日 05:30 ]

東京五輪第8日 競泳男子200メートル背泳ぎ決勝 ( 2021年7月30日    東京アクアティクスセンター )

男子200メートル背泳ぎ決勝、レースを終えスタンドに手を振る入江陵介(撮影・小海途 良幹)
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 4大会連続出場の入江は男子200メートル背泳ぎで7位に終わり2大会ぶりのメダルを逃した。

 前半から先頭集団に置いていかれ、持ち味の後半も伸びを欠いた。全盛期のイメージが頭から離れず引退が頭をよぎった時期もある。16年リオ五輪後には練習拠点を日本から米国へ変更。細かいことを気にしない海外選手の姿に刺激を受け泳ぐ楽しさを取り戻した。「タイムは全然ですが、東京五輪の決勝の舞台で泳ぐことができたので悔いはない。心から幸せ」と涙した。

 <男子400メートルメドレーリレー予選 入江がけん引>日本(入江、武良、水沼、中村)は2組に登場し、3分32秒02で3位。全体6位で決勝に進出した。第1泳者の背泳ぎの入江が2番手でつなぎ、平泳ぎの武良が1つ順位を落としたが、バタフライの水沼、自由形の中村が粘った。入江、水沼はこの日、個人種目のレースにも出場するタフな日程を消化。入江は「体はきつかったが、決勝に残ることだけを考えた。決勝は1日空くので、しっかり切り替えてタイムを上げたい」と力を込めた。

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2021年7月31日のニュース