柔道混合団体 4番手の向翔一郎がイイ仕事! 個人戦メダルなしの悔しさバネに日本に貢献!

[ 2021年7月31日 13:31 ]

東京五輪第9日 柔道男女混合団体 準々決勝 ( 2021年7月31日    日本武道館 )

準々決勝のドイツ戦、向翔一郎は背負い投げでエドゥアルド・トリッペルから技ありを奪う(AP)
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 東京五輪の新種目「混合団体」、日本の初戦となった準々決勝で4番手の向翔一郎(25=ALSOK)が存在感を発揮した。

 個人戦だった男子90キロ級では3回戦で敗れてメダルを逃し、涙を流した。それでも「団体戦は、気持ちを切り替えて。個人戦で負けたことを引きずって、チームの足を引っ張らないように切り替えて、日本のためにもしっかり最後までやろうと思います」と宣言。悔しさを押し殺して前を向き、汚名返上を期して挑んでいた。

 団体戦では4番手で登場。同じ90キロ級で銀メダルのトリッペルから技ありでポイントを奪って勝利した。序盤の劣勢から2-2の同点に戻して、逆転勝ちに大きく貢献。まさに有言実行。“向、ここにあり!”と思わせる働きぶりだった。

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2021年7月31日のニュース