馬淵優佳さん「今は大切なものに気付いた強さがある」夫・瀬戸の“今後”へエール

[ 2021年7月31日 05:30 ]

東京五輪第8日 競泳男子200メートル個人メドレー決勝 ( 2021年7月30日    東京アクアティクスセンター )

夫・瀬戸が全レースを終えて、心境を語る優佳さん
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 男子200メートル個人メドレー決勝は萩野公介(26=ブリヂストン)が1分57秒49で6位、瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が1分56秒22で4位だった。ともにメダルを逃したが、ライバルとのレースを満喫。瀬戸の妻・優佳さん(26)が夫の全レースが終わった心境を本紙に語った。

 まずはお疲れさまでした、と言いたいです。だけど、あと少しだっただけに、悔しいのが本音です。

 去年までの大也は周囲にサポートしてもらえることが当たり前と思っていて、そこにリスペクトが全くありませんでした。今は本人も“あの時はおかしかった”と気付いたので、去年よりタイムは落ちて結果も出せませんでしたが、今は大切なものに気付いた強さがあると思います。

 私は大会前から金メダルを獲って、またおかしくなってしまうなら、獲らなくてもいいと思っていました。一番大事なのは人間性。金メダルを獲る大也を好きなわけではなく、人間性を好きになったので、金メダルを獲らなかったからダメとか、獲ったからオッケーとかはありません。今後、どういう振る舞いをするかが一番大事だと思います。(馬淵 優佳)

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2021年7月31日のニュース