男子バスケの米国が2勝目 日本は1日のアルゼンチン戦に勝てば決勝トーナメント進出

[ 2021年7月31日 22:54 ]

リラードとハイタッチをかわす米国のデュラント(AP)
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東京五輪第9日 男子バスケットボール予選リーグ(2021年7月31日 さいたまスーパーアリーナ)

 男子バスケットボールで4大会連続の金メダルを狙う世界ランク1位の米国は予選リーグ(A組)の最終戦で同12位のチェコと対戦。2019年W杯中国大会では88―67で勝っていたが、この日も第1Qで18―25と苦戦しながらも119―84(前半47―43)で勝利を収め、予選A組を2勝1敗の2位で終えた。

 米国ではジェイソン・テータム(23=セルティクス)がチーム最多の27得点、ケビン・デュラント(32=ネッツ)が23得点と8リバウンド、6アシストをマークし、ファイナルでバックスの優勝に貢献したドリュー・ホリデー(31)も11得点。チームの3点シュート成功は41本20本(成功率48・8%)だった。

 A組では米国に勝っているフランスが3勝0敗で1位。1勝2敗のチェコが3位となり、アジア代表のイランはこの組で3戦全敗の4位に終わった。

 予選B組も終了。3勝0敗のオーストラリアが1位で、2勝1敗のイタリアは2位。ドイツが1勝2敗で3位、ナイジェリアが3敗で4位となった。

 日本が所属する予選C組の4チームは8月1日に最終戦を行うが、日本対アルゼンチン戦の勝者が1勝2敗で3位。各組の3位チームの中で決勝トーナメントに進出できるのは得失点差上位の2チームで、日本(現在マイナス46)はアルゼンチン戦に勝てば得失点差でチェコ(マイナス49)を上回って決勝トーナメント進出が確定する。

 <男子予選リーグ成績>(7月31日現在)
 ▼A組
(1)★フランス(3勝)
(2)★米国(2勝1敗)
(3)チェコ(1勝2敗)
(4)イラン(3敗)
 ▼B組
(1)★オーストラリア(3勝)
(2)★イタリア(2勝1敗)
(3)ドイツ(1勝2敗)
(4)ナイジェリア(3敗)
 ▼C組
(1)★スロベニア(2勝)
(2)スペイン(2勝)
(3)アルゼンチン(2敗)
(4)日本(2敗)
 ★は決勝トーナメント(準々決勝)進出決定チーム。

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