【男子ゴルフ】松山、きっちり修正 慣れたコースも大きなプラス材料―深堀圭一郎の目

[ 2021年7月31日 05:30 ]

東京五輪第8日 ゴルフ男子第2R ( 2021年7月30日    埼玉・霞ケ関CC=7447ヤード、パー71 )

第2Rの16番、笑顔で第2打地点へ向かう松山(撮影・会津 智海)
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 松山の対応力はさすがだ。初日は新型コロナウイルスからの回復明けで、体力面やゲーム勘という部分でフィットしないところもあったと思うが、ホールアウト後の練習でしっかり修正してきた。

 コースはグリーンの状態がとてもいい。芝目が均一でボールが思ったような転がり方をする。しかもこの2日間、雨が降ってウエットになっているので、ボールも止まりやすい。良いショットやパットを打てば、ちゃんとご褒美をもらえる状態になっている。

 松山は米国の西海岸に多いポアナのような芝目のキツいグリーンをあまり得意にしていない。でも、霞ケ関は彼が米ツアーで初優勝したメモリアルに似た非常に整ったグリーン。そういう点でも、慣れたコースで戦えることは大きなプラス材料だ。

 星野は9番でバーディーチャンスを外していたが、そうしたミスを極力減らしていかないとメダル争いは苦しくなる。(プロゴルファー)

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