紀平梨花が連覇!4回転サルコー実戦初成功 坂本2位、宮原3位

[ 2020年12月27日 21:14 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2020年12月27日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権最終日>女子フリー、演技を終えガッツポーズをする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の紀平梨花(18=トヨタ自動車)が4回転サルコーに実戦初成功し、154・90点をマーク。合計234・24点で連覇を飾った。SP2位の坂本花織(20=シスメックス)が150・31点、合計222・17点で2位、SP6位の宮原知子(22=関大)は143・27点、合計209・75点で3位に入った。

 2月下旬のチャレンジ杯以来10カ月ぶりの実戦となった今大会。紀平はラベンダー色の淡い衣装でフリーに臨み、TBSドラマ「コウノドリ」のテーマ曲「Baby, God Bless You」を使った新プログラムを初披露した。

 冒頭で勝負の4回転サルコーに挑戦。鮮やかに着氷した。02年ジュニアGPファイナルで4回転サルコーを成功させた安藤美姫さん以来となる日本女子の4回転ジャンプ成功者となった。

 4回転サルコーに続くトリプルアクセルも着氷。その後の3回転の連続ジャンプなどもきっちり決めた。

 演技を終えた紀平は「(4回転サルコーは)今回は緊張とか関係なくジャンプのイメージだけを考えて、キレイに跳べたのでうれしいです」とコメントした。

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