函館ラ・サール“無念” 花園初勝利遠かった… 長崎北陽台が快勝で3大会連続の初戦突破

[ 2020年12月27日 11:17 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   長崎北陽台69-14函館ラ・サール ( 2020年12月27日    花園ラグビー場 )

<長崎北陽台・函館ラ・サール> 後半、長崎北陽台・川久保はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 3大会ぶり3度目の出場となった函館ラ・サール(北海道ブロック)が、長崎北陽台(長崎)に14-69の大差で敗れ、花園初勝利はお預けとなった。

 函館ラ・サールは0-3で迎えた前半4分、SO川村が相手のミスに乗じてインターセプトし、逆転トライを奪ったが、その後は防戦一方。長崎北陽台は前半14分に、ラインアウトからモールで押し込むなど、前半で4トライを奪って29-7で折り返した。

 長崎北陽台は後半、開始早々にも相手ボールスクラムから奪い、最後はSH川久保がトライ。その後も猛攻が止まらず、後半も6トライを奪って快勝。3大会連続の初戦突破となった。

 函館ラ・サールは初出場だった95回大会の初戦で、長崎北陽台と対戦し、12-42で敗退。この日は試合終了間際に1トライを返し、一矢報いたが、“因縁”には雪辱できなかった。

 ▼長崎北陽台・大町尚生主将「(SOの佳生は弟)感慨深いところもある。兄弟という思いはありますが、チームメートとして勝てて良かった」

 ▼函館・ラサール 米重主将「あっという間に終わって、悔いが残る部分もある。相手が一枚も二枚も上手で完敗です。今年はコロナとかいろいろあって、多くの人に支えられながらラグビーしてきた。少しでも感動と勇気を与えられたらと思っていた」

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