ラプターズも連敗 渡辺雄太に出場機会なし スパーズに競り負けて8季ぶりの2戦2敗

[ 2020年12月27日 13:11 ]

バンブリートのマークをかわしてパスを繰り出すスパーズのミルズ(AP)
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 NBAラプターズは26日、敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズとの今季第2戦に臨んだが、114―119(前半58―61)で競り負けて2戦2敗。開幕から黒星が2つ並んだのは2012年シーズン以来、8季ぶりとなった。

 23日の開幕戦(対ペリカンズ=●99―113)で9得点に終わっていたフレッド・バンブリート(26)は5本の3点シュート(試投12本)などでチーム最多の27得点を挙げたものの、同点を狙って放った残り2・4秒での3点シュートは失敗。カイル・ラウリー(34)は16得点、10アシスト、パスカル・シアカム(26)は16得点、15リバウンドを稼ぎ、ベンチから出たクリス・ブーシェイ(27)も22得点と10リバウンドを記録したが、土壇場でのシュートの精度を欠いて敗れ去った。

 ラプターズのニック・ナース監督(53)が起用した選手は15人中9人のみ。「2―WAY契約」で開幕登録を果たした渡辺雄太(26)は2試合連続で出場機会がなかった。

 スパーズは2戦2勝。1点を追って迎えた第4Q残り29・9秒、パティー・ミルズ(32)が外した3点シュートをベテランのラマーカス・オルドリッジ(35)がオフェンス・リバウンドをしぶとくキープし、ゴール下でシュートをねじ込んでこれが決勝点になった。デマー・デローザン(31)がチーム最多の27得点をマーク。5季目のガード、ディジャンテ・マーリー(24)は11得点、10リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成している。

 なおラプターズは29日、敵地フィラデルフィアで76ersと今季の第3戦を行うことになっている。

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