名門・佐賀工 完封で初戦突破 内川主将「五郎丸先輩の名に恥じぬように」 大津緑洋はリベンジならず

[ 2020年12月27日 11:27 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   佐賀工64-0大津緑洋 ( 2020年12月27日    花園ラグビー場 )

<佐賀工・大津緑洋>前半24分、タックルを振り切って中央にトライを決める佐賀工・森山(撮影・北條 貴史) 
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 39大会連続49度目の出場となった佐賀工(佐賀)が2大会ぶり30度目出場の大津緑洋(山口)を64―0で破り、2大会連続の花園初戦突破を果たした。

 佐賀工は前半5分、フランカー内川朝陽主将(3年)の突破からNo・8永池海音(2年)がゴール下にトライを決めて先制すると、快足WTB森山翔斗(3年)の度重なるロングゲインなどで大量10トライを量産。大津緑洋を攻守に圧倒した。佐賀工は先日、今季限りでの引退を発表した元ラグビー日本代表・五郎丸の母校としても有名で、先輩に負けじとフィールドを駆け回った。

 大津緑洋は93回大会以来の白星を狙ったが、無念の敗退。佐賀工には93回大会の2回戦で3-76で敗れており、今回もトライは奪えなかった。

 ▼佐賀工・内川主将「五郎丸先輩の名に恥じぬように、全力で不撓不屈の精神で戦いたい」

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