前回覇者の桐蔭学園 新戦力が躍動し完勝発進 茗溪学園は5大会連続の初戦突破ならず

[ 2020年12月27日 14:29 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   桐蔭学園36―7茗渓学園 ( 2020年12月27日    花園ラグビー場 )

第100回全国高校ラグビー初日<桐蔭学園・茗渓学園>後半、トライを決め、喜ぶ桐蔭学園・佐藤(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 6大会連続19度目の出場となった前回覇者の桐蔭学園(神奈川)は、新戦力が躍動した。

 7―0の前半24分、WTB松田怜大(1年)がキックパスをキャッチしてそのままトライを決める好プレー。なかなか追加点を挙げられない状況を打破し、一気に流れを呼び込んだ。

 後半はNo・8佐藤健次主将(3年)が2つ目のトライを決めるなど、計3トライ。全国制覇経験のある茗渓学園(茨城)を36-7で下し、2回戦へコマを進めた。

 茗溪学園は96回大会から連続で初戦突破していたが、今回は壁が高かった。

 ▼桐蔭学園・佐藤主将「茗溪学園はタックルが強いのでゲインできない。その中で我慢してやろうという気持ちで準備してきた。想定内の試合運びだった」

 ▼桐蔭学園・藤原秀之監督「良いところが出ていた。今季はそんなにゲームをやっていない中で、新しいトライの種類が出てきた。良いゲームだった。下級生が多いが、意外と自信を持っている選手が多い。それがきょうは良い方向に出た」

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