永井優香、ラスト全日本は146・94点「支えてくれた方がいたから」

[ 2020年12月27日 18:34 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2020年12月27日    長野市ビッグハット )

女子フリーで演技する永井優香(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 女子フリーが行われ、今季限りで現役引退する永井優香(早大)は87・95点をマークし、合計146・94点とした。

 冒頭のルッツが1回転になるなど、ジャンプに精彩を欠く内容だったが、ラスト全日本で懸命に舞った。「悔しい結果に終わってしまった。支えてくれた方がいたから、この舞台に立てた。今までありがとうございました、最後にいい演技を見せることができなくて、ちょっとごめんなさいという気持ちでいます」と涙があふれた。

 今季は「うまくいかないことが多すぎて、すごくつらかった」と言う。勝負のリンクに別れを告げる22歳は、後輩スケーターに向けて「うまくいかないことも生きていればたくさんあるけど、どんな時も頑張ってね」とメッセージを残した。

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2020年12月27日のニュース