全日本ジュニア女王・松生理乃が大台突破の204・74点「ホッとした

[ 2020年12月27日 20:58 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2020年12月27日    長野市ビッグハット )

女子フリーで演技する松生理乃(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 女子フリーが行われ、全日本ジュニア女王の松生理乃(中京大中京高)は139・17点をマークし、合計204・74点とした。

 全日本ジュニアを制した16歳が、初の全日本選手権で堂々の演技を見せた。演技終盤のコンビネーションジャンプまで攻めの構成を大きなミスなくこなし、自身初となる200点台の大台突破。「緊張して不安があったけどまとめられてホッとしました」と笑顔を見せた。
 ショートプログラム(SP)は7位で、フリーは第3グループでの滑走。「あと少しで最終グループだったのでショートで点を取ることが大切」としつつ、「初の全日本で最終グループの1個手前で出ることができてうれしい」と充実の表情。「表現力やジャンプの高さ、幅は自分と比べるとシニアの選手はすごいと思う。その中で戦っていけるようにいろんなところを強化しないといけない」とさらに上を見据えた。

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2020年12月27日のニュース