アイスダンスは小松原美里・小松原尊組が3連覇「感謝の気持ちを込めて」

[ 2020年12月27日 17:13 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2020年12月27日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権最終日>アイスダンス・フリー、演技をする小松原美里・小松原尊組(撮影・小海途 良幹)
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 アイスダンスのフリーダンスが行われ、小松原美里・小松原尊(倉敷FSC)は103・49をマークし、合計175・23点で3連覇を達成した。

 夫婦ならではの安定感と表現力で「Une Histoire D’amour」を演じ切った。美里は3連覇に「とても誇りに思います。大変な時期で滑れていることが奇跡だと思う」と語り、「感謝の気持ちを込めて作品をつくれるように滑りました」と勝負曲に思いを込めた。大きなミスもなく「ミスなく滑りきるのは次のレベルに上がるにあたって必要最低限のこと。やれることはやったという気持ち」と納得の表情だ。

 夫のティム・コレトは11月に日本国籍を取得し、日本名「小松原尊」としては初の優勝。演技後はガッツポーズを見せ「緊張が高かったので、難しい状態でもできたという気持ちにガッツポーズをしてしまった」と照れ笑い。3月の世界選手権へ「まだ(開催が)できるか分からないけど、芸術と演技力を見せることができるように頑張りたい」と意気込んだ。

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