女子東京五輪代表・野中、納得の首位通過で決勝進出!「2連覇して気持ちよく今年を終わりたい」

[ 2020年12月27日 05:30 ]

スポーツクライミング・複合ジャパンカップ第1日 ( 2020年12月26日    愛媛県西条市石鎚クライミングパークSAIJO )

ボルダリングの野中生萌
Photo By 共同

 複合ジャパンカップ予選が行われ、女子は東京五輪代表の野中生萌(XFLAG)が1位となり、3位の森秋彩(茨城県連盟)らとともに8人による27日の決勝に進んだ。男子は今泉結太(茨城県連盟)がトップ通過し、藤井快(TEAM au)が2位。来年の五輪で実施される複合はスピード、ボルダリング、リードの順で3種目に臨み、3つの順位を掛け合わせたポイントの少ない選手が上位になる。野中はそれぞれ1、1、3位で3点、今泉は2、2、6位で24点だった。

 東京五輪代表勢でただ一人出場した野中は女子予選できっちり首位通過した。屋外会場で寒さがある中、スピードでは日本記録に迫る8秒4台のタイムをマーク。「全ての種目でベストを出せた」と納得の表情だった。五輪出場基準を巡る国際連盟と日本協会の係争が決着し、五輪代表という立場になって迎えた初めての大会。「五輪はどういう舞台だろうと想像しながらトライした」という。「2連覇して気持ちよく今年を終わりたい」と必勝を期した。

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2020年12月27日のニュース